伊豆サンゴプロジェクト
伊豆サンゴプロジェクトとは
過去100年で日本近海の海水温は1.24℃上がったと言われています。
個人的には、ここ10年で、さらに上がっている気がします。
伊豆近海では年々、南方系の生物が増え、中には越冬して卵を産むものもいますし
逆に沖縄方面ではたびたび大規模な白化現象が起き、サンゴ礁がダメージを受けているのもニュースなどでご存知の方も増多いでしょう。
これは平均水温が上がったことによって、水中生物の北限が上がってきているという事だと思います。
ということは伊豆でサンゴが増えていくことは間違いなく、それを増やし保護することで
地球温暖化を抑える手伝いができる、そう思って活動を開始しました。
いつか伊豆にサンゴ畑が広がり、そこを色とりどりの魚がのんびり泳ぐ…そんな景色をイメージしています。
活動の様子はyoutubeで公開していきますので、興味がある方、参加したい方等の応援お待ちしています。
背景
ここ数年で伊豆全体のサンゴ(特にエンタクミドリイシ、エダミドリイシ)が急激に白化し、死んでしまっています。
このままでは10年後に伊豆のサンゴを残すことができないかもしれません。
サンゴ植樹の意義
伊豆のサンゴ大量白化は、自分たちがサンゴの植樹をすることで、すぐに増えるわけではありません。
しかしサンゴ植樹活動はイメージしやすく、啓発効果が高いので、植樹を通して海の大切さ、環境変化等に多くの人の関心を向けることができます。
移植の方法
まず、海中から、折れたり、固定してないサンゴを拾い集めます。その群体を土台となる石や釘、ロープなどに固定して、波風の影響の少ない水底へ安定させます。
更に大きく育った群体を必要ならば、集めてさらに大きく育てていきます。
随時、サンゴの現状、衰退の報告・サンゴ礁の保全活動・維持管理・モニタリングを行っています。
植樹参加について
我々の考えに賛同してくれる方でしたら誰でも参加できます。
参加方法は3つ
●ダイビングライセンスを持っていない方① 陸上にて、サンゴの話、海の話など織り交ぜながら、サンゴをロープなどに植えてもらいます。その後、スタッフが海中に固定してきます。(¥6.000- 開催日は応相談)
●ダイビングライセンスを持っていない方② 体験ダイブにて、サンゴの植樹を行ってもらいます。事前にサンゴとダイビングの説明を受けてもらい、一緒に潜って行います。(1dive ¥25.000-)
●ダイビングライセンスを持っている方 通常のファンダイブ形式で植樹活動が可能です。サンゴ植樹とダイビングのブリーフィングを受けた後、一緒に潜って行います。(2dive ¥25.000-)
※基本的に現地集合現地解散となります
✉ diving@earthsound.jp
☎ 03-5927-0326
サンゴ会について
サンゴ増殖プロジェクトの活動をスタッフだけで行ってきましたが、
サンゴは清掃、場所、水中の土台等の管理など、潜水活動に時間もお金も必要となります。
そこで、この活動に賛同し、応援していただける方を募集しています。
サンゴ会とは、サンゴ増殖に共感、協賛してくれる方たちの集まりです。
サンゴ会メンバー
募集中(誰でも参加可能)
年会費:¥20.000-
月1回の会報(サンゴの現状、サンゴ会限定ツアー、情報等)、メンバーカード有
この活動に賛同していただける方の、ご支援の程よろしくお願いいたします。